02.Lumisokea/Contrapasso(Opal Tapes)
03.Ahnnu/Battered Sphinx(NNA Tapes)
04.FOODMAN/「IROIRO」(Digitalis Recordings)
05.Devonwho/Perfect Strangers(Dropping Gems)
06.Tereshkova/Intergalactic Letdown(Lillerne Tapes)
07.Lace Bows/Bows of Summer(Exo Tapes)
08.Not Waving/Redacted(ECSTATIC)
09.White Poppy/Drifters Gold(Constellation Tatsu)
10.DRU$S/DRU$S(Tesla Tapes)
11.~20.
・Astral Social Club/Destiny Snfu(NNA Tapes)
・Bataille Solaire/Documentaires(Constellation Tatsu)
・Decimus/Glass Tetany(NNA Tapes)
・Filthy Huns/S/T(Not Not Fun)
・MICHAEL O'NEILL/MICHAEL O'NEILL(Tesla Tapes)
・Personable & Dwellings & Druss/Mirror & Gate Vol. III(Opal Tapes)
・Profligate/Dormant(GROVL)
・Rangers - Scrap(Bezoar Formations)
・Teleseen/Passages(100% Silk)
・x.y.r./Big Calm (Singapore Sling Tapes)
21.~30.
・Aloonaluna / Motion Sickness of Time Travel/Split(Constellation Tatsu)
・Clime/Two Crests(Space Slave)
・Discoverer/Mind Deco(VCO Recordings)
・Former Selves/In Passing(Hi Shadow)
・Forming/Variations Of The One Essence (Worn Habit)
・Golden Pawn/This Lake is a Misty Mirror(Space Slave)
・Howard Stelzer/The Impossible Astronaut(NNA Tapes)
・Manse/Lying In Wait(Opal Tapes)
・Saintes/Horizontal/Vertical(Crash Symbols)
・Sunny Dunes/Anhydride Tapes (La Cohu)
31.~
・Demdike Stare/The Weight Of Culture(Self Release)
・Dylan Ettinger/Crucify Your Love(Night People)
・Floating Gardens/Generalife (Constellation Tatsu)
・Fluorescent Heights/Vendetta In Paradise (Sicsic Tapes)
・Günter Schlienz/Organ Studies (Constellation Tatsu)
・Je Suis Le Petit Chevalier/Those Vermillion Sands(NNA Tapes)
・Jeremie Grandsenne/Ritorno a la Vida, Ritournelle(Space Slave)
・Motion Sickness Of Time Travel/Eclipse Studies (Hooker Vision)
・Obrillos Ryebon/Classics(Lava Church)・Patricia/Body Issues(Opal Tapes)
・The Savage Young Taterbug/Journeyman's Cheddar(Night People)
・Stag Hare/Angel Tech(Space Slave)
自分的には順位はあってないようなものなのだけど、上位の五つぐらいは揺るがない感じだった。11位以下はそれぞれアルファベット順に。去年、一昨年とは違って今年は今年リリースされたもの限定で選んだ。もしもそうじゃないものが紛れ込んでしまっていたらご容赦を。
今年は後で自分が確認しやすいように作品名の横にレーベル名を付けたのだけど、今まであれだけUSアンダーグラウンドものにハマっていたくせに今年は見事に自分の趣向が変わった模様。それこそ〈Not Not Fun〉周りとか〈Night People〉、〈Hooker Vision〉ものが目に見えて減った。サイケだノイズだアンビエントだニューエイジだ、って作品に対して食指があまり動かず、代わりにビートものやインダストリアル系を好んで聴いていたようだ。
そうした中で今年は〈Tesla Tapes〉と〈Opal Tapes〉に出会えたことが収穫だった。しかも偶然だが共にイギリスのレーベルというのが興味深かった。活況が引き続くUSアンダーグラウンドが爛熟期を迎えたとき、どんな形で「出口」が訪れるのか。けれどもUSアンダーグラウンドはいまだ底が見えず、そうこうしてるうちにUKアンダーグラウンドが新たな台頭を見せ始めた、といった感じか。とはいえUSほどの多様性は確認できず、この動きが今後どのような展開を見せるのかわからないけど、半ば惰性的に続いたカセット生活に刺激を与えてくれた兆候として、来年以降も引き続き注視したいと思う。
しかし、今年はめっきりカセットを買わなかった。送料がバカにならず、可能な限りネットで聴けるものはそれですまし、全曲試聴できないものはデータで購入、さらに気に入ったものは厳選した上で現物を買うようにした。愛用していたショックウェーヴが壊れてしまったことも大きかった。一時、代替機で聴いていたのだけどテープが絡まって切れてしまい、それが怖くなり何となく実物で聴かなくなってしまったのだ。ビデオテープは専用のキットで自分で直したことがあるけど、カセットはその場合どうしたらいいんだろう。そういう業者さんがいたりするのだろうか。
来年もカセット・レヴューは継続する方向だけど、なんか新しい形で見せられたらいいな、とか考えている。
今年もお付き合いありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
(※2013年11月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年10月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年9月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年8月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年7月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年6月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年5月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年4月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年3月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年2月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2013年1月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
(※2012年の熟聴盤(カセット・リリースBEST 30+α))
(※2011年の熟聴盤(カセット・リリースBEST 30+2))
(※極私的2010年代考(仮)……“カセット・カルチャー”について)
(※極私的2010年代考(仮)……2010年夏の“彼女たち”について)