2013年4月29日月曜日

2013年の熟聴盤④


・ Iron & Wine/Ghost on Ghost
・ Dirty Beaches/Drifters/Love Is The Devil
・ Sean Nicholas Savage/Other Life
・ She & Him/Volume 3
・ Bibio/Silver Wilkinson
・ Takako Minekawa & Dustin Wong/Toropical Circle
・ 伴瀬朝彦/とろふえ
・ mmm/パヌー(remastered edition)
・ Julian Lynch/Lines
・ The National/Trouble Will Find Me
・ Silence Yourself/Savages
・ Jai Paul/Jai Paul
・ Ossining/Company Men
・ Born Ruffians/Birthmarks
・ Seaven Teares/Power Ballads
・ Ill Professor/Wire & Air
・ Jonas Reinhardt/Mask of the Maker
・ The Pastels/Night Time Made Us
・ フジワラサトシ/い、のる




(2013年の熟聴盤③)
(2013年の熟聴盤②)
(2013年の熟聴盤①)

2013年4月5日金曜日

2013年4月のカセット・レヴュー(随時更新予定)


◎Mt. Tjhris/Fallen Axe/Split
フィンランドはヘルシンキのJozikから。オノマトペのようなシンセ・ループと柔らかに波打つドローンが妙にカートゥーニッシュな前者。後者はホボ・キューブスやスーパー・ミネラルズとも近しいダークラーガなシンセ・ドローン作家。陽と陰を描くように好対照。

◎Gutterhooks/Ruff Cutz
ボルチモアのスリーピース。 ガツンと直滑降するガレージ・ロック。

◎Moonrises/S/T
Drag Cityとも所縁のあるシカゴのアンダーグラウンド・サイケ。サイレンのようなオルガンとフリー・ジャズ仕込みのアヴァン・ドラムが砂漠のアウトバーンで正面衝突。砂埃を舞い上げ炎上する13thフロア・エレヴェイターズ!


◎Kangarot/Starborn Architects
ウィッチ・ハウスのゴシックとインディR&Bの陶酔(的なプロダクション)、あるいはインダストリアル・ビート、80sシンセ……ときて「new pandemic of John Carpenter」との評に膝を打った。愉快犯Josh Reedが仕掛ける露悪的かつニヒリスティックなアンダーグラウンド・ダンス・ナイトメア。

◎Oracle Offering/Beyond Aquaria
Cursillistasの元?片割れDawn Marnaによるアンビエント・プロジェクト。ジュリアンナ・バーウィックも髣髴させるウィスパー・ヴォイスとシンセ・ドローンのポリフォニー。ベッドルームから漏れる少女のため息。

◎Sunny Dunes/Emma's Tapes
Kira Perovなるミニマリストのプロジェクト。テリー・ライリーからタンジェリン・ドリームへと流れる水脈を継ぎながら、EmeraldsやOneohtrix Point Neverと同じ風景を望む逸材。 ややストイックで、 もう少し色気があってもいいかも。









2013年3月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
2013年2月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
2013年1月のカセット・レヴュー(随時更新予定))
2012年の熟聴盤(カセット・リリースBEST 30+α))
2011年の熟聴盤(カセット・リリースBEST 30+2))
極私的2010年代考(仮)……“カセット・カルチャー”について)
極私的2010年代考(仮)……2010年夏の“彼女たち”について)